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ハレカ定期券について5(定期券の不具合がある場合の対処)


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目次
定期券の不具合がある場合の対処
定期券の区間が正しく判定されない場合は、バス会社に苦情を言いましょう。
複数のバス会社が絡む場合は、どこのバス会社に苦情を言えばいいか分からない場合があります (岡電バスと両備バスで定期券が互いに利用できる制度に関する場合など)。 その場合は、基本的には「定期券を発行しているバス会社」に苦情を言ってください。 定期券(ICカード)にきちんとバス停が登録されていないのが原因である可能性が高いです。
たとえば、両備バス発行の定期券で定期券面区間内の岡電バスに乗車して「区間外」と判定された場合、 発行会社の両備バスが、きちんとカードに定期券情報を登録していなかった可能性が高いです。
あるいは、岡電バス発行の定期券で定期券面区間内の両備バスに乗車して「区間外」と判定された場合、 発行会社の岡電バスが、きちんとカードに定期券情報を登録していなかった可能性が高いです。
この点を踏まえないと、話がこじれて、大変な目にあいます。
参考までに、当サイトに寄せられた事例をお知らせします。
両備バスの定期券で岡電バスに乗車できなかった人のケース
 →実際は「両備バスのミス」だが、なぜか「岡電バスが対応」する結果に
しかも完全解決には至っていない
お願い:
 この記事はかなり微妙な問題を含んでいます。「一見、岡電バスが悪いようでありながら、実は両備バスが悪かった。」という事例です。 文意を誤解することのないよう、よろしくお願いいたします。
▼当サイトに寄せられた事例です。
話の前提
西川バス停とは?
桃太郎大通り上のバス停で、ワシントンホテル前にあります。 天満屋から岡山駅へ向かう岡電バスの大部分がこのバス停に停車します。 両備バスも一部の便(毎時1本程度)がこのバス停に停車します。
平成20年7月22日より、岡電バスでは「西川緑道公園前」に改称していますが、 このページでは話を分かりやすくするため、「西川」の表記で統一しています
(なお両備バスは当面は西川のままで改称しないようです)。
Aさん(仮)は、自宅〜(JR)〜岡山駅〜(バス)〜天満屋の経路で通勤しており、 以前から両備バスの「岡山駅〜天満屋」の定期券を持っていました。 両備バスと岡電バスで定期券が相互に利用できる制度があるため、岡山駅〜天満屋間の移動に、 岡電バス・両備バスのどちらも利用していました。 岡山駅〜天満屋間の定期券として使用するだけであれば岡電バス定期券の方が(路面電車も利用できるなど)便利なのですが、 Aさんの自宅が両備バスのエリアであることから、休日に環境定期券と使用する際の利便性を考えて 両備バスの定期券を使用していました。
従来(紙の定期券の時代)は、両備バスの定期券で岡電バスの「西川」バス停を利用出来ていました。
さて、平成20年7月から、岡電・両備・下電の3社が定期券を従来の紙から「ICカード方式」に変更したため、 Aさんの定期券も「ICカード ハレカ(Hareca)」の定期券になりました。 このため定期券の使用方法も、従来の「運転手に紙の定期券を見せて、運転手が区間を確認する」から、 「ICカードの定期券を機械にタッチして、機械が定期券の区間を判定する」に変更されました。
定期券の区間内なのに・・・機械が「区間外」と判定
さて、AさんはICカードの定期券に変更されてからも、今まで通り、岡電バスや両備バスで岡山駅〜天満屋間を利用して、 何の問題もなく使用できていました。 しかし、ある日、天満屋から岡山駅へ向かう岡電バスに乗車して、岡山駅の1つ手前のバス停「西川」で降りようとしたら 問題が発生したのです。
【Aさんが降車時に定期券を機械にタッチすると・・・「区間外です」の表示】
※Aさんはカードにチャージ(入金)していないため、自動精算はされませんでした。
Aさんは乗務員に、「岡山駅〜天満屋の定期券なので(定期券の区間内を乗車しているので)料金は発生しませんよね?」と確認したところ、 「でも区間外と出ているので・・・」と乗務員に言われ、やむを得ず100円を払って降車しました。
Aさんが両備バスに問い合わせると、丁寧に謝罪され、前向きな言葉を受け取る
問題点
両備バスの担当者は「両備バスは西川には停車していない」と言っていますが、実際には停車する便があります。 このように、両備バスの担当者は、自社の路線を知らないのか、それともあえてウソをついてごまかしているのか分かりませんが、 事実と異なることを平気で言うので注意が必要です(いそあ管理人も経験しています)。
さて、Aさんは不思議に思い両備バスの本社(岡山市錦町)まで出向き、事情を説明しました。 すると、100円を返金された上、丁寧に謝罪され、次のような前向きな返答をもらいました。 そこでAさんは、「私も岡電と話をしていいですか?」と両備の方に確認し、後日、岡電バスの人とも話すことに決めました。
Aさんが後日岡電バスの方と話すと、・・・、不本意な答えが返ってくる
問題点
岡電バスというのは昔から正直な人が多いようで、事実を認めた上で、できるかどうかの返答をしてきます。 客の立場からすると、事実を認めながら改善しないという点に余計に腹が立つわけですし、 いそあ管理人も岡電バスに対して腹が立つことは何度もあるのですが、 「事実をきちんと認める」という点においては、両備バスよりも誠実だと感じています。
その後Aさんは岡電バスの方と話をしましたが、話がかみ合わず、岡電バスからの返答は、次のような不本意なものでした。
Aさんは、岡電バスが「問題が起きているという事実を認めながらも、解決しますという回答をしない」点と、 「Aさんが両備バスの定期券を購入している理由(前述の通り環境定期券制度の関係)を無視した回答をした」点に立腹し、 電話や、手紙や、実際に会ったりして、主に岡電バスに対して抗議を続けました。
(確かに、定期券は「区間内を自由に乗降できる」ものですから、「ICカードの定期券になってから、そのようなことが起きています」という回答は、定期券制度の根本を揺るがす大事件です。)
そして、1週間ほどの抗議の結果、やっと「岡山駅〜天満屋の両備バス定期券で岡電バスの西川バス停も利用できる」ように 改善するとの返答が得られ、平成20年7月22日より、実際に利用できるようになったのです。
果たして、本当に解決したのか?
問題点
この問題は、実は「両備バスの定期券で岡電バスに乗車できない」という問題ではなく、 「両備バスの定期券で両備バスに乗車できない」という問題だと認識しなければなりません。 たまたま、西川バス停に停車するのは岡電バスの方が多いために、岡電バス乗車時に問題が起きたということなのです。
当サイトとしては、実際に「両備バスの岡山駅〜天満屋を含む定期券」で平成20年7月26日に天満屋から西川まで岡電・両備のバスに乗車して確かめてみました。 結果は次のようになりました。
参考までに、岡電バスの「岡山駅〜天満屋」の定期券で「西川」バス停を利用するとどうなるかも掲載しておきます。
事実を客観的に考えると・・・
以上の事実と、いそあ管理人の調査結果及び、長年の経験と勘を元に、当サイトでは次のように考えます (あくまでも当サイトとしての推測ですが・・・)
バス会社はどうすべきだったのか
バス会社がどうすべきだったのかは、言うまでもありません。 両備バスが、Aさんの定期券に、岡山駅〜天満屋の経路上にありながら登録されていないバス停(西川と柳川西)を登録すればよいのです (それ以外の解決策などあり得ません)。
また、両備バスでは、Aさん以外の定期券についても、回収と再発行を行い、請求ミスが発生している人に対しては返金を行うというのが筋です。
もし、請求ミスの特定が困難であれば(定期券区間外と判定されているケースの内、本当に区間外の場合と、登録ミスにより区間外となっている 場合の区別をつけるのが困難であれば)、とりあえず、定期券区間外となっているケース全てについて返金すれば済む話です。
それがなぜか、両備のミスの後始末を岡電がする結果になっており、不可思議です。
結局のところ、問題の完全解決はなされていないという点も見逃せません・・・。
追記:このページの内容は、ハレカ定期券導入各社(岡電バス、岡電電車、両備バス、下電バス)にメールにて連絡しました。 中鉄バスには連絡していません(中鉄バスのホームページにメールアドレスの記載がないため)。

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平成20年7月28日更新